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リノベーション現場レポート
大工さんの技/中古一戸建て町家風フルリノベーション・中京区越後町
2020-11-02
中京区越後町の中古一戸建て町家風フルリノベーション現場レポートです。
大工さんが「造作家具」の「鴨居」と「敷居」を造られていました。
造作家具とは、決まったかたちの決まった素材、デザインで売られているものから選んで買うのではなく、
一からデザインして作るオリジナル家具のことです。
町家の雰囲気に合う引き戸を家具屋さんに造作をお願いしているので、鴨居と敷居は大工さんの手造りになります。
鴨居(かもい)は引き戸を設ける場所の上部にある開閉のための溝のある部材です。
鴨居と対を成す部材で、下部のものを敷居(しきい)といいます。
まっすぐに溝をつくらないと引き戸が閉まらないため、とても繊細な作業で技術が必要です。
左:鴨居と敷居に使っている木材は「タモ材」です。
家具の素材で人気のタモ材は、モクセイ科の広葉樹で、タモの丸太からとれる無垢材です。
ナチュラルな淡い色と、場所によって色の深さが異なる木目の美しさがあります。
右:真っ直ぐな溝が出来上がりました!